QynemaLens 特集⑤ エマージェンザ Japan Final 参上 !!

QynemaLens:
(読み キネマレンズ)2024年に大阪で結成された3人組ユニット。
EDMの先鋭的なサウンドと邦楽ポップの叙情性を融合し、シーンの常識を軽やかに越える音を鳴らす。
結成からわずか数か月で世界最大級のバンドコンテスト「エマージェンザ大阪決勝」で優勝を果たし、実力と共感を同時に証明した注目の存在。
この特集では、彼らが生む革新の音楽と、その奥に宿る誠実な衝動を解き明かす。

挑発と決意のアナウンスメント キネマレンズ、参上!!

挑戦の序章は、キネマらしく美しく破天荒だ!エマージェンザ大阪決勝での劇的な優勝から、わずか6日後。
その余韻すら置き去りにするスピードで、遊び心と覚悟が交わるキネマレンズの初のイラストがドロップされた。

7月12日に控えるJapan Final――関東の強豪インディーズバンドが血気盛んに集う中、出演順の大トリを務めるキネマレンズが大会のど真ん中を真顔でぶち抜こうという覚悟の一枚だろうか。

スーツで決めた二人のメンバーが背中を預け合い、前線に飛び出すのはAivviy。ライブでもおなじみのAivviy独特の衣装と、手にはラップパフォーマンス用のキラキラマイク。

どこかアニメヒーローの決起ポスターのような迫力と可愛さが同居するビジュアルに、一瞬で目を奪われる。

演奏だけじゃ終わらない物語も用意周到とは、正直、このバンドは本当に先が読めない。

ライブ中はひたすら演奏に集中し、音にすべてをかける姿が印象的な彼らが、SNSやイラストでだけ見せるこの“遊び心”と“挑発”。「参上!」の赤文字が、未来へ踏み込む決意の彼らの行く先を宣言しているようにも見える。
新参のトリオ、無欲の旋律が牙を剥き全国を制するのか。それともこのイラストは、まだ始まったばかりの物語の序章にすぎないのか。

とにかく一つ言えるのは――
この告知はただの宣伝ではなく、キネマレンズの現在地を刻む一枚だということ。
Japan Final挑戦を告げる一枚の宣戦布告なのだろう。
この先も、Aivviyの煌めくマイクやステージ衣装の秘密、メンバーのライブ意外での素の表情も、取材してまたお伝えしたい。
ここからどこまで行くのか、今からとことん見届ける覚悟はできている。